《犬に与える食べ物》犬にみかん(蜜柑)は与えても大丈夫?

《犬に与える食べ物》犬にみかん(蜜柑)は与えても大丈夫?

冬によく登場する果物である「みかん」ですが、甘い匂いがするのでついつい愛犬にも与えたくなりますよね。

ビタミンCが非常に多く含まれており、水分も多い果物である「みかん」について解説していこうと思います。

犬にみかんを食べさせても良いのでしょうか?また、外皮や薄皮の部分なども大丈夫でしょうか?

《犬にみかん(蜜柑)は与えても大丈夫?》

答えは〇!
犬にみかん(蜜柑)を与えても問題なし!ただし「外皮」「種」は注意が必要

「果肉」の部分はもちろん問題ありません、「薄皮」「白い筋」の部分でも、犬にとって有害な成分は含まれておりません。

ただし、「外皮」「種」に関しては、消化しにくい部分となるので、取り除いてあげてください。

みかんには、水分・ビタミン・糖分が含まれていますので、夏バテなどの水分補給の代わりになります。

《犬がみかん(蜜柑)を食べる時の良い点(メリット)》

食欲がない時などの水分補給になる

食欲ばない愛犬や暑い夏で夏バテをしている場合などには、水分補給としても大活躍します。

また、夏場などはビタミンCが失われるので、ビタミンCを摂取できて糖分もあるので、効率よく水分補給ができます。

《みかん(蜜柑)に含まれる栄養素》

みかんといえばビタミンCと言われるように、老化防止に必要なビタミンCと食物繊維が特に豊富に含まれています。

  • ビタミンC
    • 抗酸化作用があり、犬の老化防止になります。犬は体内でビタミンCを生成することができますが、高齢の犬や病気がちの犬はより多くのビタミンCが必要なため、食べ物からも摂取する必要がある成分です。
  • セルロース(食物繊維)
    • みかんに多く含まれる不溶性食物繊維であり、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
  • βクリプトキサンチン
    • オレンジ色の色素で、天然のカロテノイドです。
    • 強い抗酸化作用、肝機能の向上、骨粗しょう症、ガンの予防に効果があります。
  • クエン酸
    • 細胞の修復に役に立ち疲労回復の効果があります。
    • また、シュウ酸カルシウム結石の治療に使用されるなど、非常に重宝されている成分です。
  • カリウム
    • 体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出する機能を助けてくれる働きがあります。脱水症状になると、水分とともにカリウムなどのミネラルも失われるので、水分補給だけではなくカリウムの摂取も欠かせません。
    • 神経の伝達・筋肉の伸縮などの犬の情報伝達を促進する効果あると言われています。風邪や動脈硬化の予防にもなります。
    • 熱に弱い。
  • βカロテン(ビタミンA)
    • 皮膚や粘膜・被毛の健康維持に役立ちます。さらに免疫力も高めウイルスなどから身を守り、がん予防にも効果も期待できます。
    • 犬はβ(ベータ)カロテンを体内でビタミンAに変換することができます。
  • ビタミンE
    • 抗酸化作用があります。
    • 体内で発生する酸化物質からのダメージから守り、細胞の膜や血管を強化する役割があり、血流が改善される効果がある。
    • 高齢の犬や病気がちの犬に摂取させたい成分です。

《犬がみかん(蜜柑)を食べる時の悪い点(デメリット)》

みかん(蜜柑)にも注意する点や、リスクもあるようなので見ていきましょう。

《犬にみかん(蜜柑)を与えるときの注意点》

中毒性のある「ソラレン」について

みかん(蜜柑)などの柑橘系の外皮には、「ソラレン」という犬にとっての中毒成分が含まれています。
嘔吐や下痢などの症状が現れます。

与えすぎに注意

みかんは、あくまで「おやつ」として与えてください。

食物繊維、水分、糖分が多いので、与えすぎると嘔吐や下痢などの症状が現れます。

みかん使用した加工品は原材料の確認を!

例えば、ゼリーなどには砂糖の量など、他には添加物などを確認してくださいね。

外皮・種は与えないで!

「薄皮」「白い筋」「種」には、有害な成分は含まれていませんが、消化に良くないので可能であれば取り除いてあげましょう。

また、外皮には農薬やつやを出すための薬品や防腐剤が付着している可能性がありますので、外皮は必ず取り除きましょう。

万が一食べてしまった場合は、便と一緒に排出されます。

完熟していないみかんはあげないで

完熟していないみかんには、アクの成分である「アルカロイド」という毒素が含まれているので、未熟なみかんはあげないようにしましょう。

《犬にみかん(蜜柑)を与える時の食べさせ方や調理方法》

みかん(蜜柑)を与える場合は、完熟なみかんをあくまでもおやつとして、「外皮」を向き、「種」「薄皮」「白い筋」をできるだけ取り除き、少量を果実の部分だけ与えるようにしましょう。

果肉のみを与える方が望ましい

「薄皮」「白い筋」などは、有害な成分はありませんが、消化不良を起こす可能性がありますので、基本的には与えないようにしましょう。

一日に与える目安

与えすぎると下痢、嘔吐をはじめ消化不良を起こす原因などがありますので、あくまでおやつ程度に与えてください。

1~3房(10~15g)を目安にしておきましょう。
※体重5kgで2~3房程度

おすすめの食べ方

プレーンヨーグルトにみかんを入れてあげると、乳酸菌も摂取する事ができ整腸作用があり、お腹の調子を整えてくれます。

みかんを使った加工食品には気を付けましょう

缶詰やジュースなどの加工品は気を付け気を付けましょう。

みかんを使った加工品は多くみられると思いますが、基本的に糖分や添加物をはじめ、中には悪影響をもたらす成分も含まれているので、基本的には与えない方がよいでしょう。

糖分を使用していない果汁100%のジュースやゼリーなどは、問題ないでしょう。

  • みかんの缶詰
    • みかんの缶詰は、砂糖をはじめとする添加物でのシロップ漬けになりますので、できるだけ控えましょう。
  • みかんゼリー
    • 砂糖や添加物をはじめ、お酒などのアルコールが含まれている場合があるので、原材料は確認するようにしましょう。
  • みかんジュース
    • 砂糖や添加物が含まれている場合があるので、原材料を確認するようにしましょう。
      ※糖分を使用していない果汁100%のジュースなどは、問題ないでしょう。

《みかん(蜜柑)の種類》

温州・紀州みかん、オレンジ、ポンカン、デコポン、グレープフルーツ、ブラッドオレンジなど、種類が多く存在していますが、基本的に考え方は同じです。

《犬のアレルギーについて》

稀ですが、みかんに対してアレルギー反応を起こす犬がいます。
初めて与えるときは、少量ずつ様子をみながら与えるようにしましょう。
少しでも異変があれば、獣医さんに相談するようにしましょう。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 蕁麻疹
  • 痒み
  • 湿疹

《犬にみかん(蜜柑)を与える場合のまとめ》

いかがでしたでしょうか?
冬に食べる事が多いですが、加工品も含めると一年中目にする事が多いですよね。

まとめると
「完熟なみかんをあくまでもおやつとして、「外皮」を向き、「種」「薄皮」「白い筋」をできるだけ取り除き、少量を果実の部分だけ与えるようにしましょう。」

ということでした。

犬は基本的にビタミンCを体内で生成することができますが、病気や妊娠中、老犬などビタミンCが多く必要とする愛犬には与えてみるのもよいかもしれませんね。

ただし、あくまで「おやつ」としてです。

甘くておしい果物は、正しい与え方で愛犬と一緒に楽しんでくださいね。

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