トイレの躾(しつけ)について<第1話>-9つの約束事-

トイレの躾(しつけ)について<第1話>-9つの約束事-

トイレは「食べ物」「睡眠」と同じくらい、生活に密接している習慣です。

可愛い子犬と楽しい生活を過ごすことを想像していたのに、粗相をすることで、「毎日イライラして怒っている」という飼い主さんも多いようです。

布団などやシーツなどにしてしまった場合、最悪ですよね…。

こんな生活とはもうおさらば!

そのためには、もう一度トイレの躾(しつけ)を見直してみましょう。

トイレの躾(しつけ)に悩んでいる飼い主さんもかなり多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私もその一人です、ですので今一度真剣に考えてみようと思います。

ということで、トイレの躾(しつけ)についてを数回に分けて掲載していこうと思いますので、参考にしてみてくださいね。

まず1回目は、基本から入ってみようと思います。

《犬にトイレの躾(しつけ)を覚えさせる心構え》

犬の脳は人間の3歳くらいの脳と言われています。

このことを踏まえて、すぐできる子もいれば、なかなか覚えられるずに根気がいる子もいるので、そのことをよく理解しておきましょう。

そのため、トイレは失敗してもあたりまえという気持ちで接してあげましょう。

飼い主様がイライラしたり怒ったりすると、犬にも伝わってしまいできなくなってしまいます。

気持ちのゆとりも愛犬のトイレの成功率アップになります。

ましてや、家にきたばかりの仔犬は、人間の赤ちゃんくらいの子どもですので、そんな子にトイレを絶対成功させるのは無理です!

「できなくて普通」であることを理解してあげ、じっくり根気よく躾(しつけ)をしてあげましょう。

トイレをここでしてほしいと思うのは、飼い主の都合によるものです。

犬が自然に飼い主の望む場所にトイレをすることはほぼありません。

そのため、習慣化させることを意識しましょう。

《犬にトイレの躾(しつけ)を覚えさせるコツ》

  • 犬の習慣を理解すること
  • トイレする時間帯や生活リズムのパターンの把握などを理解すること
  • トイレサインを見極めること
  • 躾(しつけ)中は目を離さないこと
  • 成功体験を繰り返すこと
  • 怒らないこと

《犬の習性について》

犬はもともとキレイ好きであるため、「犬は寝床付近では排出しない」習性をもっていますので、普段使用している空間(布団、ご飯、お水を飲む)に使っている以外の場所にトイレをしようとします。

《トイレの設置方法》

トイレのセッティングは、トイレと簡単にわかるように天井の無い狭いサークル準備して、床にトイレトレーを囲むように設置します。

《トイレの設置場所》

一度決めたら変えないで!

トイレの場所を決める場所は、コロコロ変えずに一度決めたら変えないようにしましょう。寝る場所から離れていて、誰にも邪魔されない静かな場所がオススメです。

トイレは落ち着ける場所で

犬も人間と同じように、排泄中は無防備になるので、落ち着ける場所をトイレに選ぶ傾向があります。

騒音などを考えて、騒がしい場所は避けて、落ち着ける場所に設置してあげましょう。

飼い主がここでしてほしいというトイレは必ず犬にとって快適な場所でなくてはいけません。

人間がどういうところだとトイレがしやすいかを考えるとわかりやすいと思います。

視界を感じるような、部屋のど真ん中にトイレを設置する事は普通にありえませんよね?

《犬がトイレをするタイミング》

犬が目覚めたあと

人と同じですよね!寝起きは一番犬がおしっこするタイミングです。

遊んだあと

体を動かした後はおしっこするタイミングです。

ご飯のあと

胃腸が動き便が出やすくなるタイミングです。

《トイレのサインについて》

犬が床のニオイを嗅ぎながらグルグル回る犬がほとんどです。

この動作を見逃さないようにしましょう。

また、起床後、運動中や運動後、食後などにトイレすることが多いので、そういった生活サイクルを心得ておくと、成功する可能性が増えます。

また、食後からどのくらいの時間で排泄するころが多いのかもある程度、理解しておくとよいでしょう。

《失敗しても怒らないで!》

決して怒ってはいけません!

昔は、しつけで叱ったり犬の嫌な部分をこすったりするなどは当たり前でしたが、今は昔とはちがいタブーとされています。

そうすることで、やがてはトイレを我慢するようになったり、攻撃的になったりしてしまいます。

《トイレの躾(しつけ)には飼い主さんの忍耐も必要》

トイレの躾(しつけ)には飼い主さんの忍耐も大切です。失敗しても怒らず、気長に続けることが成功の秘訣です。

最近はトイレシートも進化しましたね!

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