子犬から成犬になるまでの道のり

子犬から成犬になるまでの道のり

犬の成長はいつまで続くのでしょうか?

人間より成長が早いのは言うまでもないのですが、どのような成長過程をしていくのか調べてみました。

生後1年は、特に人間社会との関わりなど犬の形成にとても大切な時期なので、しっかり成長過程を理解してあげてくださいね。

《はじめに》

母犬とは、生後8週齢程度まで一緒に暮らし、しっかり母親の愛情を注いでもらうことが大切です。

早くから家族と離れてしまうと、とても神経質で恐怖心の強い臆病な子に育ちやすくなってしまうようです。

※絶対にしつけとしても叩いたり怒ったりしないでください!恐い思いをした出来事はずっと覚えています。

しつけも、叱らないための工夫が必要です。

成長していく大切な時期に適正な訓練をすれば、穏やかに成長していくようですので、愛情をもって粘り強くしつけをしていきましょうね!

《犬の成長は大きさで変わる》

犬種によって、小型犬、中型犬、大型犬とサイズがありますが、実は年齢は同じでも犬の大きさによって成長スピードは変わります。

成犬になるまでの期間

小型犬、中型犬は生後1年ごろ、大型犬は生後1歳と6ヵ月ごろ
小型犬や中型犬は成犬になるのが早く、大型犬は成犬になるまで少し時間がかかります。

シニア期に入る時期

◇大型犬は犬年齢10歳(生後10年)

小型犬・中型犬は人間でいうと53~63歳、大型犬は75歳となります。

10歳になると、シニア世代に突入してきます。

大型犬は8歳ごろから60代に入り、10歳ではすっかりシニア真っ只中となります。

少しずつ、老化が見られるようになります。

◇小型犬・中型犬は犬年齢12歳(生後12年)

小型犬・中型犬は人間でいうと64~73歳、大型犬は89歳となります。
シニア犬としての対策や健康管理が必要になってきます。

詳しくは 犬年齢について を参考にしてくださいね(^-^)

犬の成長

《犬の成長期の段階》

犬の成長期はいくつかの時期にわかれています。

生後0~2ヵ月ごろ

生まれてて間もない時期で、目があいていなくて何も自分でできない状態の赤ちゃんです。

主に母犬と過ごす時期です。

生後2~3ヵ月ごろ

犬同士では兄弟とじゃれあって遊ぶ時期です。

このころが母犬と離れペットショップでよく目にする時期になります。

生後4ヵ月~6ヵ月ごろ

◎社会化期

生後3ヵ月で社会化期に突入します。

感受性が高くなり、いろいろなものに興味を示すようになります。

良い経験・トラウマになるような怖い経験など今後の犬の形成を左右し、集団生活や人間社会で一緒に暮らすために学習する一番大切なときです。

このころから、ワクチン接種が終わり、お散歩デビューができることと思います。

たくさん覚えるので多少詰め込んでも大丈夫ですが、ストレスや体力を見計らいながら無理のない程度にしてあげてくださいね。

※絶対にしつけとしても叩いたり怒ったりしないでください!恐い思いをした出来事はずっと覚えています。

生後6ヵ月~8ヵ月ごろ

生後8ヵ月ごろになると、独立した精神が芽生えはじめ、成長スピードが安定してくるころです。

生後8ヵ月~12ヵ月ごろ

この頃になると、ほぼ成長が終わり、成犬として大人の仲間入をします。

人に例えると?生後(小型・中型)生後(大型)成長や生活環境など
赤ちゃん0ヵ月0ヵ月生まれたて
幼児2ヵ月2ヵ月新しい飼い主のもとへ
小学生(低学年)4ヵ月4ヵ月永久歯に生え変わる
小学生(高学年)6ヵ月6ヵ月反抗期
中学生8ヵ月1歳体の成長が緩やかに
高校生10ヵ月1歳3ヵ月社会化やしつけが表面化する
大人1歳1歳6ヵ月大人の体になる

《犬の成長と人の年齢》

犬の1年目(生後1年間)は、とてつもない速度で成長します。

小型犬は17歳、中型犬は16歳、大型犬は12歳となります。

合わせて読んでくださいね。犬年齢について

《犬の成長についてのまとめ》

犬の成長はほんとうに一瞬のできごとと言ってもいいくらいで大人になります。

生後1年の間でいくつかの、時期がありますので時期にあった飼育ができるようにしていきましょう。

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