《犬に与える食べ物》犬にバナナは与えても大丈夫?

《犬に与える食べ物》犬にバナナは与えても大丈夫?

バナナは比較的に安定して年中手に入る手軽なさが魅力です。

値段も手ごろで人間にとっては栄養満点なバナナはお世話になっている方も多いはず!

そんな身近なバナナも犬にとってはどんな食べ物でしょうか?今回はバナナについて調べています。

ご参考にしてみてください。

《犬にバナナは与えても大丈夫?》

答えは〇!
犬にバナナを与えても問題なし!カロリーが高いため、与えすぎに注意!

マラソンランナーなどスポーツ選手の御用達!エネルギー補給には最強の食べ物です!

バナナは甘味があるためか、好きな犬も多いのではないでしょうか?ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で栄養のバランスが取れているため犬のおやつに最適です!

食べたそうに見ているのであれば食べさせても大丈夫です。

《犬がバナナを食べる時の良い点(メリット)》

バナナはビタミンやミネラルなどの栄養価が高く、特にバナナの糖分(でんぷん・ブドウ糖など)は、すばやく持続的にエネルギー補給ができる腹持ちの良い食べ物です。

《バナナに含まれる栄養》

バナナはでんぷん・ブドウ糖、果糖、ショ糖などのさまざまな糖が含まれていて、それぞれ体内に吸収される時間が異なるため、すばやく持続的にエネルギー補給ができる。

また、ビタミンB群(B1、B2、B6)などのビタミン類や、整腸作用に効果があるフラクオリゴ糖、食物繊維が含まれています。

  • フラクオリゴ
    • 整腸作用や虫歯予防の効果がある。
  • セロトニン
    • リラックスさせて精神を安定させる効果があります。さらに脳が活発になり集中力を高くします。
  • ポリフェノール(老化防止)
    • ワインやぶどうなどにも含まれている成分であり、抗酸化作用があります。
  • 食物繊維
    • ★便秘改善、※摂取しすぎ厳禁
    • 整腸作用抜群!特に便秘に有効!腸内を洗浄し便通を促します。ただし、摂り過ぎと下痢や軟便の原因になります。
  • ビタミンB1(水溶性:水に溶ける)
    • 炭水化物や糖などをエネルギーに変えてくれる手助けをしてくれます。
    • 疲労回復をはじめ、皮膚や粘膜を強くしてくれる働きがあります。
    • しかし、摂取しすぎると、脚気の原因になってしまいます。
  • ビタミンB2(水溶性:水に溶ける)
    • ★疲労回復の効果
    • 犬の皮膚や被毛の保護する効果が期待できます。
    • 脂肪の燃焼を助けて、エネルギーを作り出してくれる効果があります。
  • ビタミンB6(水溶性:水に溶ける)
    • 精神を整え安定させる働きや、皮膚や血液の働きを正常に保ち、健康的な身体を作るために欠かせないビタミンです。
    • アミノ酸などの体内にある、さまざまな酵素の合成などを助け、活性化させてくれる補助的な効果があります。
  • ビタミンC(水溶性:水に溶ける)
    • ★抗酸化作用
    • 犬の老化を防止する効果が期待できます。
    • 犬はビタミンCを体内でつくることが可能ですが、シニア犬や体の弱い犬は、多くのビタミンCが必要なため、外から取り入れる必要があります。
  • カリウム(熱に弱い、摂取しすぎ注意)
    • ★利尿作用
    • 体内の不要な塩分を排出する効果があります。
    • 脱水症状になると、水分とともにカリウムなどのミネラルも失われるので、水分補給だけではなくカリウムの摂取も欠かせません。
    • 風邪や動脈硬化の予防にもなります。
    • 与えすぎると、高カリウム血症などの原因になってしまいますので注意してください。
  • マグネシウム(摂取しすぎ厳禁)
    • 体内の酵素を活性化させてくれる効果があり、エネルギー代謝や血液を健康に維持する役割があります。
    • 与えすぎると結石などの原因になってしまいますので注意してください。

《犬がバナナを食べる時の悪い点(デメリット)》

バナナにも注意する点や、リスクもあるようなので見ていきましょう。

《犬にバナナを与えるときの注意点》

バナナの皮はたべないで!

バナナの皮は消化に悪く、消化不良を起こします。

さらに喉に詰まらせたり、腸に詰まら足りしてしまう可能性があるので、必ず皮は剥いてから食べさせてください。

食べ過ぎ注意!

糖質が多いので肥満の原因になります。

さらに食物繊維が豊富のため、食べ過ぎると軟便や下痢の原因になります。

保管場所に注意!

バナナは常温で保存するので、誤って皮ごと食べてしまわないように十分に気を付けてください。

ストルバイト結石歴のある犬には与えないで!

マグネシウムも含まれているので、過膀胱炎の一種であるストルバイト結晶の診断を受けたり治療歴がある犬には食べさせないでください。

《犬にバナナを与える時の食べさせ方や調理方法》

食べやすい大きさにカット

丸のみしてしまい喉に詰まらせる恐れがあるので、粗いみじん切など細かくカットまたはスライスしてあげましょう。

生でも加熱してもOK!

バナナは、生でも加熱してもおいしく食べられるのが特徴です。

しかし、冷やしたバナナを与えるとお腹を壊してしまうので、常温以上のバナナを与えるようにしてください。

人間が飲むバナナジュースはあたえない

牛乳に含まれる乳糖は下痢の原因になります。

また、牛乳に対してアレルギー反応がでてしまう可能性がありますので、犬用のミルクや豆乳などであたえてください。

与える量の目安

体重1kgにつき、約6g(1cm程度の輪切り)が適量

カロリーについて

バナナ1本(100g)は約85~88kcalです。

茶碗に半分ほどのカロリーがあります。犬にとっては高カロリーな方かもしれませんね。

《犬のアレルギーについて》

バナナなどの果物アレルギーをもつ犬もいるので、アレルギー反応には注意してください。

初めてバナナを与えるときは、体調を見ながら少しずつたべさせ、少しでも異変があれば中止してください。

  • 嘔吐
  • 軟便、下痢
  • 湿疹
  • 痒み
  • 腫れ

《犬にバナナを与える場合のまとめ》

バナナは与えかたや量を間違わなければ、栄養価の高い食べ物のようですね!

ただし、あくまでおやつ程度にして、主食の総合栄養食であるドッグフードの妨げにならないようにしましょう。

たまには、ご褒美などに愛犬用に手作りおやつを作ってみるのもいいですね!

《YouTubeでも紹介しています》

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