かぼちゃ(南瓜)は、煮物やスープをはじめとする、いろんな料理でお馴染みの食材ですよね。
また、ハロウィンの時期になると、かぼちゃ(南瓜)だらけになりますね(笑
犬がかぼちゃ(南瓜)を食べても問題ないかを調べました。
《犬にかぼちゃ(南瓜)を与えても大丈夫?》
答えは〇!
犬にかぼちゃ(南瓜)を与えても問題ありませんが、カロリーが高いのでくれぐれも食べさせすぎないように注意してください。
かぼちゃ(南瓜)の味は甘く、犬がとても好む味なので、大好きな犬が多いと思います。
また、栄養満点なこともあり、市販のフードにもよく使われています。
ただし、高カロリーなので与えすぎに注意してください。
《犬がかぼちゃ(南瓜)を食べる時の良い点(メリット)》
かぼちゃは美味しくて栄養満点!!
人にとっても栄養豊富のかぼちゃですが、もちろんで犬にとっても甘くて大好きな食感の食材です!
ただし、カロリーが高いので、あげすぎには注意しましょう。
《かぼちゃ(南瓜)に含まれる栄養素》
かぼちゃにはβカロチンやビタミンが豊富に含まれており、ビタミン・ミネラルが豊富です。
また、カルシウム、鉄、カリウムなどの栄養素もバランスよく含まれているので、普段のごはんのトッピングとしてあたえるとよいかもしれません。
- βカロテン(目の病気や老化防止、抗がん作用)
- 犬は、βカロテンをビタミンAに変換ができます。
- 皮膚や粘膜・被毛の健康維持に役立ちます。
- 体内に侵入したウイルスから身を守り、粘膜を強化してくれます。
- ビタミンC(抗酸化作用)(水溶性ビタミン:水に溶ける)
- 犬の老化を防止する効果が期待できます。
- 犬は体内でビタミンCを生成できますが、高齢の犬や病気がちの犬は、多くのビタミンCが必要なため、外から取り入れる必要があります。
- カリウム(利尿作用)※摂取しすぎ厳禁、熱に弱い
- 体内の不要な塩分を排出する効果があります。
脱水症状になると、水分とともにカリウムなどのミネラルも失われるので、水分補給だけではなくカリウムの摂取も欠かせません。 - 風邪や動脈硬化の予防にもなります。
- 与えすぎると、高カリウム血症などの原因になってしまいますので注意してください。
- 体内の不要な塩分を排出する効果があります。
- ビタミンK(骨を元気に!)
- 骨を丈夫に保つ働きがあり、骨芽細胞を活性化するので骨を形成に欠かせない栄養素です。
- 健康な血液の維持・止血効果もあるといわれており、特に高齢犬には有効となります。
《犬がかぼちゃ(南瓜)を食べる時の悪い点(デメリット)》
かぼちゃは糖質が多く100gで約90カロリーと野菜にしては高カロリーですので、食べさせる場合はごはん全体のカロリーを考える必要があるでしょう。ダイエットに適していません。
食べさせすぎると便が緩くなったり下痢をしたり、逆に便秘になるということもあります。
《犬にかぼちゃ(南瓜)を与えるときの注意点》
過剰摂取は禁物!
犬にかぼちゃを食べさせるときの注意点は、ズバリ「大量にあげすぎない!」
与えすぎると、ビタミンAの過剰摂取になり、炭水化物(糖質)も多いので肥満になりやすい。
肥満に注意!
栄養は豊富ですが、日常的に与えてしまうと肥満の原因なります。
《犬にかぼちゃ(南瓜)を与える時の食べさせ方や調理方法》
かぼちゃは栄養満点で、犬の嗜好にも合っています。
そのため、手作りごはんや、おやつに使われていることが多い。
細かくカットしたり、マッシュ状にしたほうが消化に良く、犬の胃腸にも負担が和らぎます。
かぼちゃは火を通したら冷凍保存ができるので、マッシュ状にして保存し、必要に応じ与えてあげることもできる。
※かぼちゃの種は非常に硬く消化に悪いので、取り除きましょう。
必ず加熱して与えましょう。
生だと消化不良の原因になります。
生で食べると非常に硬いので、のどに詰まる。腸内を傷つける。消化不良をおこしますので、生ではあたえないでください。
また、生煮えの状態でも硬い部分がのこるので、消化不良をおこす恐れがあります。
茹でる・蒸すなど柔らかくして食べさせるようにしましょう。
かぼちゃは喉に詰まりやすいので、柔らかくなるまで調理し、小さく切ったりほぐしたりして食べやすくしましょう。
茹でることで水分も含むので、水分補給の役割も果たします。
皮の近くにも栄養素が多いので、煮崩れるくらい茹でて煮汁ごと食べさせると、無駄なく栄養素が摂取できます。
《犬のアレルギーについて》
かぼちゃはウリ科の野菜のため、アレルギー反応を引き起こす可能性がある場合は、十分に注意をしましょう。症状がひどい場合は病院の先生にみてもらいましょう。
- 下痢
- 嘔吐
- 痒み
- 目の充血
- むくみ
- 湿疹
《まとめ》
いかがでしたか?
かぼちゃは、好きな子が多くフードやおやつとしても活躍しています。
ただし、高カロリーであるという事を意識しておくようにしましょう。