- 1. 《犬(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)データ》
- 2. 《キャバリア歴史(ルーツ)》
- 3. 《キャバリアの特徴》
- 4. 《キャバリア大きさ(サイズ)》
- 5. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの被毛、毛色について》
- 6. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格》
- 7. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの飼い方や日々のケアについて》
- 8. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのしつけについて》
- 9. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの散歩や運動について》
- 10. 《気を付けたい怪我、病気》
- 11. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの値段・価格帯》
- 12. 《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルについてのまとめ》
《犬(キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル)データ》
「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(英名:Cavalier King Charles Spaniel)」はイギリス原産の小型犬種です。
英語表記 Cavalier King Charles Spaniel
原産国 イギリス
サイズ 小型犬
体高 31cm~33cm
体重 5kg~8kg
《キャバリア歴史(ルーツ)》
小型のスパニエル犬種である「トイ・スパニエル」であり、犬を溺愛してきたと知られるイギリス王室と深い関わりを持っています。
特にチャールズ2世は、公務を忘れてしまうほど「トイ・スパニエル」を溺愛していました。
当初は、コッカー・スパニエルと似た外見だったようですが、19世紀ごろからヨーロッパでは、パグやペキニーズなどのマズルが短い短吻種が流行し、キャバリアも交配を重ねるごとに短吻のスパニエルに変化していき、「キング・チャールズ・スパニエル(イングリッシュ・トイ・スパニエル)」と言われるようになります。
現在のキャバリアに比べ小さく、マズルが短い現存している犬種です。
しかし、短吻種であるためも起因して、いびきがうるさく、病弱であるという欠点を持ち合わせいます。
13世紀ごろの絵画には、祖先であるスパニエルが描かれていました。
絵画を見た愛好家は、実物と描写でのスパニエルが少し異なる事に気づきます。
さらに、病弱である欠点も加わり、かつて王子に愛されたトイスパニエルを再度作り出そうとする運動がはじまりました。
交配が進められていき、徐々に現在の形に固定されていきました。
「キャバリア」としての登録時期は、イギリス:1945年、アメリカ1996年です。
※「キャバリア」として登録されるまでの間は「キング・チャールズ・スパニエル」と同じようにされていました。
《キャバリアの特徴》
日本では、一般的にキャバリアと呼ばれています。
前項でも説明した通り「キャバリア」とは中世の騎士という意味があります。
少し大きめの小型犬で体長は体高より長く、目は大きく耳は垂れ耳です。
《キャバリア大きさ(サイズ)》
小型犬としては、大きな部類に入ります。
体長は体高より長く、がっしりとしています。
- 体高:31cm前後
- 体重:6kg前後
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの被毛、毛色について》
キャバリアの被毛
キャバリアの被毛はダブルコートが特徴です。
キャバリア毛色
キャバリアと言えば:ブレンハイム
白地に茶色のまだらが入った配色です。
- トライカラー(赤・黒・白)
- ブラック&タン
- ルビー(レッド)
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格》
とても穏やかな友好的で優しい性格であり、理想的な家庭犬として知られています。
元気で遊び好きでもあり攻撃的な所は全くなく、他の犬や他人・子どもに対しても平和的に接する事ができます。
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの飼い方や日々のケアについて》
ブラッシングやコーミングはこまめにしてあげましょう。
被毛はダブルコートなので毛が抜けます。特に換毛期は抜け毛が目立ちます。
中には、ウェーブ掛かった巻き毛やくせ毛の個体も存在してり、全体的に被毛は絡まりやすいと言えます。
垂れ耳のため、非常に蒸れやすいので、耳は清潔にしてあげましょう。
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのしつけについて》
キャバリアは穏やかで、やさしい性格で社交性に優れています。
無駄吠えや噛み癖などの攻撃性が少ないので、比較的しつけも楽な犬種です。
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの散歩や運動について》
猟犬に属すため小型犬の中でもそこそこ体力もあり、遊び好きな性格です。
毎日20~30分程度の散歩は連れていってあげましょう。
室内でも一緒に遊んであげることも大切です。
《気を付けたい怪我、病気》
僧帽弁閉鎖不全症
遺伝的に僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)が多く存在します。
通常は高齢犬に多い病気ですが、キャバリアは遺伝子疾患となるため、若いころからかかります。
- 短頭種気道症候群
- 脊髄空洞症
- 乾性角結膜炎
- 黒色被毛毛包形成不全
- 水頭症
- 軟口蓋過長症
- 白内障・緑内障
平均寿命
寿命:平均9年~14年
小型犬の中では比較的長寿の部類に入ります。
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの値段・価格帯》
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの相場価格は、20万円~27万円程度
血統・顔・毛色・体の大きさや月齢などで変化します。
《キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルについてのまとめ》
おおらかな性格で、攻撃が少ないためしつけも入りやすいく、飼いやすく「理想の家庭犬」として知られ、初心者でも比較的飼いやすい犬種ではないでしょうか?