トイレの躾（しつけ）について今回は、原因と対策について考えてみようと思います。
当てはまるかどうか、もう一度チェックしてみてくださいね。
《トイレトレーニングはいつからはじめる？》
犬を家に迎えた日からスタートしましょう！
子犬を迎え入れたその日がスタートです。
「新しい環境に慣れてから」「仔犬でもう少し成長してから」などの理由で、少ししてからトレーニングをする人もいるようですが、トイレトレーニングに関しては、すぐに始めるようにしましょう。
トレーニングしない期間の行動も習慣化してしまうため、後でなかなか治らず苦労します。
《犬のトイレの躾（しつけ）について原因と対策を考えてみましょう》
観察不足
＜原因＞
よくある失敗の１つが観察不足です。
愛犬から目を離した時に、意図しないところに粗相をしてしまい、その場所にニオイがついてしまう事があります。
それが原因でニオイがついてしまい、粗相をしてしまった場所でトイレをする習慣がついてしまいます。
＜対策＞
目を離さない事が一番ですが、ずっと見ているのも難しいですよね。
その際は、一度ケージやサークルに入れておきましょう。
怒ってしまう
＜原因＞
粗相をした犬に、つい怒ってしまう飼い主さんもいると思います。
＜対策＞
失敗しても決して叱ってはいけません。
失敗している最中でも、終わりかけのときでもいいので、近くのペットシーツに連れていき、そこで終わらせてほめてあげましょう。
怒られることで、トイレしたから怒られてしまったという認識になってしまうと、トイレができなくなってしまうため、怒る事が一番危険です。
粗相を見つけば場合は、絶対に怒らずに片付け、においの残らないようにすることを徹底してください。
ストレス、体調不良
＜原因＞
家にやってきたばかりなど、環境の変化になれずにストレスを抱えてしまうと粗相することがあります。他に、体調不良から頻尿になったり、排出の量が異常に多いなどの場合があります。
＜対策＞
体調不良の可能性があるので、獣医に相談しましょう。
似た感触の素材の近くに置いている
＜原因＞
絨毯（じゅうたん）・布団・バスマットなど、踏んだ時の感触が近い物は、犬にとって理解しづらく、同じ感触と勘違いしてしまう恐れがあります。
＜対策＞
同じ素材の物から遠ざけたところにトイレを設置しましょう。
また、近くに置く場合は、高さを変えて違いを付けるなど工夫してください。
トイレが狭い
＜原因＞
足をあげてトイレをする犬などの場合は、トイレシートの１枚程度の大きさでは小さいくはみ出す場合があります。
＜対策＞
複数枚並べるなどして、大きくしましょう。
飼い主がトイレの場所を決める
＜原因＞
初めから飼い主がトイレの場所を決めてしまうのが多きな原因です。
＜対策＞
はじめは犬本人で決めさせ、少しずつずらしていくのがおすすめです。
《トイレを覚えさせるためのコツ》
シーツはこまめに取り換えましょう
犬はキレイ好きな動物ですので、排泄したらすぐに取り換えましょう。キレイなところでないトイレをしてくれません。
トイレ側にドリンクボトルは設置しないで！
基本的に犬は食べる場所は汚したくありません。そのため、口をするものから遠い場所に置いてください。
トイレをするタイミングを知る
愛犬がトイレをするタイミングで多いのが、寝起きと食後です。
また、床のにおいを嗅ぎ出したり、うろうろ歩きだしたりするなどのサインを確実にキャッチすることも重要です。
すぐに褒めましょう！
褒めるタイミングもすぐに褒めるようにしてあげましょう。
数秒でもすぎてしまうと、何に褒められたか（反対に怒られた）のか理解できません。
そのため、一番はじめに褒めましょう。
《間違った場所に粗相をしてしまった場合》
トイレをしたことによって、においが残ってしまいトイレと認識してしまいます。
そのために、同じところにトイレをするようになります。
怒らずにサッとふき取ってしまいまししょう。その際は消臭することを忘れずに！
《他の動物や先住犬がいる場合は覚えにくいことも》
自分以外のトイレのニオイがついていると、同じところでトイレをすることがあるようです。
そのため、他の犬は動物のニオイには十分に注意をしておきましょう。
いかがでしたでしょうか？
うちのしめじもトイレトレーニングは、本当に苦労しています。
ある日急にできなくなったり、ストレスサインがあったときにもするようです。
何が原因にあるのかを、しっかり観察して見極めるようにしましょう。
