犬を飼っていると、人間の年齢で例えると何歳くらいだろう?と気になったりしますよね。
特に、愛犬の年齢を把握しておくことで、子どもの年代・成人の年代・シニアの年代など、それぞれの環境が作りやすいのではないでしょうか?
犬の平均寿命は15歳程度と言われ、人間より数倍早く年をとります。
今回は、犬の年齢の計算方法・平均寿命などを調べてみましたので参考にしてみてください。
《犬の年齢を人間に換算すると?》
犬は人間の数倍で年齢を重ねていきます。
また体の大きさでも異なり、犬年齢1歳を過ぎると小型犬・中型犬で約4倍、大型犬で約7倍のスピードで年齢を重ねていきます。
以下の表のように、犬の年齢とサイズごとに分類した、年齢の比較表を参考にしてみてください。
犬年齢を人年齢に例えた一覧表
犬の年齢(生後) | 小型犬:人年齢(歳) | 中型犬:人年齢(歳) | 大型犬:人年齢(歳) |
---|---|---|---|
1年 | 17 | 16 | 12 |
1年6ヵ月 | 20 | 19 | 16 |
2年 | 24 | 23 | 19 |
3年 | 28 | 28 | 26 |
4年 | 32 | 33 | 33 |
5年 | 36 | 38 | 40 |
6年 | 40 | 43 | 47 |
7年 | 44 | 48 | 54 |
8年 | 48 | 53 | 61 |
9年 | 52 | 58 | 68 |
10年 | 56 | 63 | 75 |
11年 | 60 | 68 | 82 |
12年 | 64 | 73 | 89 |
13年 | 68 | 78 | 96 |
14年 | 73 | 78 | 102 |
15年 | 76 | 88 | 110 |
《犬の年齢についての目安》
犬の年齢:1歳(生後1年)
- 小型犬:約17歳
- 中型犬:約16歳
- 大型犬:約12歳
生後1年で、小型犬・中型犬は青春真っただ中、大型犬は、まだ小学6年生から中学生1年生くらいの年代くらいでしょうか。
小型犬や中型犬は1年で成人を迎え立派な大人になるのに対し、大型犬は、まだこの時はまだ成人を迎えていません。
犬の年齢:2歳(生後2年)
- 小型犬:約24歳
- 中型犬:約23歳
- 大型犬:約20歳
大型犬は2年目でようやく二十歳を迎えます。
2年目からは成犬となり、歳の重ね方もゆっくりとなります。
小・中型犬はおよそ「4歳」・大型犬は、およそ「7歳」の年齢を積み重ねていく計算をします。
犬の年齢:4歳(生後4年)
- 小型犬:約32歳
- 中型犬:約33歳
- 大型犬:約33歳
人間でいう20代~30代前半なので、まだまだ元気で活発です。
犬の年齢:5歳(生後5年)
- 小型犬:約36歳
- 中型犬:約38歳
- 大型犬:約40歳
人間だと40代の域に入ります。
犬の年齢:10歳(生後10年)
- 小型犬:約56歳
- 中型犬:約63歳
- 大型犬:約75歳
10歳になると、シニア世代に突入してきます。大型犬は8歳ごろから60代に入ります。
犬の年齢:12歳(生後12年)
- 小型犬:64歳
- 中型犬:73歳
- 大型犬:89歳
シニア犬としての対策や健康管理が必要になってきます。
犬の年齢:14歳(生後14年)
- 小型犬:72歳
- 中型犬:78歳
- 大型犬:102歳
小型犬・中型犬は、70~80歳あたりですので、今まで以上に健康管理が必要になります。
大型犬は、100歳を越えて、ご長寿の域に達しております。
《犬の老化のサインについて》
歯
歯は犬の年齢の判断がしやすい場所と言われています。
生後1ヵ月ごろから乳歯が生え始め、徐々に乳歯と永久歯が入れ替わってきます。
そして、7ヵ月ごろになると全て永久歯になっており、まだまだ歯が白くて綺麗な状態となっています。
1歳から2歳ころになっていくと、歯石がつきはじめ、少しずつ黄ばみがでてきます。
3歳から5歳あたりになると、歯石や黄ばみが全体的に目立ち始めます。
5歳以降になると、歯石が多くなり歯周病などが見られてくる。
目
6歳になると、核硬化症や白内障の症状などの異変が現れるようになります。
被毛や皮膚
5歳あたりから、被毛に白髪がまじるようになり、年齢とともに増えていきます。
《シニア犬について》
犬にとってのシニアとは何歳くらいでしょうか?
調べていくと7から9歳ごろと言われており、老化の症状が現れるようになります。
- 白髪が増える。
- 皮膚が乾燥する
- 口臭が強くなる。
- 被毛の伸びるスピードが落ち、毛の量が減ったり抜け毛が増えてきた。
- 被毛に艶がなくなってきている
- 歯周病が進む。
- 寝ることが増えてくる。
- 足腰が弱く歩行が困難になってくる。
- 耳や目の機能が衰え。(耳が遠くなる)
- 目が白くなってきた。
- 目ヤニの量が増えてきている。
飼い主がしてあげたい事
愛犬がシニアになってきたら、いろいろと配慮する部分が増えてくるのではないかと思います。
少しまとめてみました。
– 食事 –
- 愛犬が食べやすいような食事にしてあげる。
- 食べやすいように、お湯でふやかす。
- ドッグフードをシニア用にする。
– 散歩 –
- 愛犬の体調に合わせ、いつでも対応できるようしておく。
- 犬のペースに合わせた散歩をする。
- 無理にひっぱったりしない。
- シニア犬に必要になる持参品の配慮
– 環境 –
- 床が滑りにくいようにマットを敷いたりする。
- 室温管理を注意する。
- あまり段差や障害物を最小限にしてあげる。
– その他 –
定期健診の回数を増やすなどをしてあげたり、愛犬とのスキンシップを増やし異変に気付くようにしてあげたいですね。
また、毎年の予防接種をしてあげることで健康に保つことができるため、必ず予防接種はしてあげましょう。
《まとめ》
この記事を書いていたら涙腺が崩壊しました…。
犬は人間よりも遥かに早い速度で歳をとり、寿命を迎えます。
愛犬の一生はとても短いですね…。人間での1年間というのは、犬にとってみれば1年で4歳の年齢をとるという事になりますね。
ということは、3ヶ月に1度、犬の年齢が進むということですね。
うちのしめじもそうですが、一日一日一生懸命生きていますので、大切にしないといけませんよね!