昔からお世話になっている、私たちにとって馴染みのある食べ物ですよね。
おにぎりを初め、ご飯と一緒に食べたり料理の風味付けだったりなど、かなりお世話になっています。
梅干しと言うと酸っぱく塩分が多いイメージがありますよね!今回は犬と梅干しについて調べました。
《犬に梅干しは与えても大丈夫?》
答えは〇!
犬に梅干しを与えても問題なし!ただし種と青梅は危険!!
梅干しには、犬にとって有害となる成分は含まれていないため食べさせても問題ありませんが、種と青梅は危険なため、種は必ず取り除きましょう!また、塩分が高いので、食べさせ過ぎも良くありません。
公園や道端に落ちている梅の実は食べさせないで
また、散歩の途中に梅の実を食べてしまう事もあるかもしれません。
未加工な青梅・未熟な梅の実・種には、中毒症状を起こす成分が含まれています。
とにかく、落ちている梅の実は食べさせないようにしてください。
《犬が梅干しを食べる時の良い点(メリット)》
昔から親しまれている梅干しは、昔からの知恵が詰まっており、「殺菌作用」「疲労回復」「抗酸化作用」「老化防止」「免疫力向上」「腸内環境改善」などなど、さまざま効果があります。
疲労回復
クエン酸には、疲労回復やミネラルなどの栄養分の吸収を助ける効果があります。
そのため、梅干しには疲労回復の効果あると言われる理由の1つです。
梅干しは、疲労回復の効果があると言われています。
これは、クエン酸によるもので、疲労回復やミネラルなどの栄養分の吸収を助ける効果があります。
豆知識:弁当が長持ちする
昔から、梅干しを入れることで、防腐と殺菌効果の働きにより弁当長持ちするという事が言われています。
それはクエン酸によるものであり、強い殺菌作用を持っているため、食べ物が腐りにくくなる効果があります。
《梅干しに含まれる栄養素》
梅干しには、クエン酸やミネラルが豊富に含まれています。
- クエン酸
- 細胞の酸化を修復させるため、疲労回復に効果があります。
- ビタミンE(脂溶性)
- ★抗酸化作用
- 血管や細胞を保護する役割があり、血流を良くする効果が期待できます。
- シニア犬や体の弱い犬に取り入れさせたい成分です。
- ビタミンC(水溶性)
- ★抗がん作用
- 犬の老化を防止する働きや、抗がん作用があります。
- 犬はビタミンCを体内でつくることが可能ですが、シニア犬や体の弱い犬は、たくさんのビタミンCが必要であり、外から取り入れる必要があります。
- 鉄分
- 血中酸素の運搬を促進します。
《犬が梅干しを食べる時の悪い点(デメリット)》
梅干しにも注意する点や、リスクもあるようなので見ていきましょう。
《犬に梅干しを与えるときの注意点》
塩分が多い
梅干しは、塩分がかなり多いため、与えすぎは厳禁です。
すぐに塩分過多となってしまいます。
病気を抱えている愛犬など、塩分の摂取に気を付けなければいけない場合は、梅干しを与えない方が良いでしょう。
青梅は絶対に食べさせない
梅干しを作るために収穫した青梅は食べさせてはいけません。
青梅には中毒症状になりやすい成分(アミグダリン)が多く含まれています。
梅干しになると(アミグダリン)がほとんど消滅しているため問題ありません。
梅干しの種は与えないで!
犬は梅干しの種は消化できません。
さらに、種を噛み砕いてしまう事で「青酸中毒」を引き起こしてりまうリスクがあり、とても危険です。
また、梅干しの種は先が鋭利なため、消化器官を傷つけてしまったり、喉利に詰まらせてしまう可能性があります。
万が一、種を飲み込んでしまった場合は、便と一緒に出る可能性がありますが、小型犬の場合など心配な場合は動物病院に相談しましょう。
《犬に梅干しを与える時の食べさせ方や調理方法》
少量をフードに混ぜるなど、トッピング程度にあたえましょう。
愛犬によっては梅干しを好まない場合もありますので、無理にあたえる必要はありません。
梅酒は絶対に与えない!
犬にアルコールは厳禁です。死に至る可能性があります。
一日にあたえる目安の量
梅干しは塩分が多く、与えすぎは厳禁です!
あたえる量は、梅干し半分以下にしましょう。
《犬の中毒症状について》
青梅を食べてしまった場合など、以下のような症状があらわれる場合があります。
- 嘔吐
- 下痢
- 倦怠感
- 痙攣
- 呼吸困難
- ふらつき
初めて与える時は少しずつ食べさせて、少しでも様子がおかしいと感じたら与えるのをやめて、獣医さんに相談しましょう。
《犬に梅干しを与える場合のまとめ》
いかがでしたでしょうか?
梅干しの事を考えながら記事を書いているだけで、唾がでてきますね(笑
梅干しは私たち人間にとっては、昔ながらの知恵が詰まった食材ですよね。
ただし、愛犬に関しては塩分が多い、種や青梅は危険などなど、気を付けなければいけない点が多くありますよね。
そのため、特別に推奨するものはないように感じますが、梅干しに関する知識ベースとして知っておくべきかもしれません。
愛犬の健康などは、私たち飼い主がしっかり管理していきましょう!